◎ 吸気抵抗について
◎JIS条件 毎分40リットルの定常流値は、
@排気弁を持つマスクは、8mmH2O以下でなければならない。
A使い捨て式で排気弁を持たないマスクは、5mmH2O以下でなければならない。
(数値が小さいほうが呼吸が楽です。)
例
吸気抵抗5.0±1.5mmH2Oは、
マスクに毎分40リットル吸気側へ空気を
流した場合の抵抗値を表しています。
(±0.5は製品ごとのバラつき)
息苦しさの感じ方は個人差が大きく、また、運動量、呼吸量によっても感じ方が変
わってきますので、マスクの抵抗値から息苦しさを表現することは、難しい面があり
ます。
フィルタの抵抗測定機や抵抗判別機で、作業内容や作業場所ごとに数値的な
交換基準を設けることをおすすめしています。(メカニカルフィルタの場合)
実験で、「時速5キロで走るのと同じ位のややきつい作業を行おうとする場合、約
13mmH2O(40リットル/毎分)のマスクを装着していると作業が困難になる」とい
う結果から、フィルタの交換目安として当社がおすすめしている値は、
約13mmH2O(40リットル/毎分)です。
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