◎MRSA
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サージカルマスク

MRSAは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(Methicillin-resistant Staphylococcus aureus)の略。抗生物質「メチシリン」に対する薬剤耐性を獲得した黄色ブドウ球菌の意味であるが、実際は多くの抗生物質に耐性を示す多剤耐性菌である。なお、生物種としてはあくまで黄色ブドウ球菌であるので、生物学的な詳細は同記事を参照のこと。

MRSAの特徴
MRSAは常在菌のひとつであり、健康な人でも鼻腔、咽頭、皮膚などから検出されることがあるが、基本的には無害である。

ただし、手術直後など抵抗力の低下した状態では感染を起こし、肺炎や腎炎、胃腸炎などを呈する。一旦発症するとほとんどの抗生物質が効かないため治療は困難であり、死の転帰をたどる場合もある。日和見感染や院内感染の原因菌として恐れられるゆえんである。

代表的な治療薬はバンコマイシンである。ただし2005年現在、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)やバンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌(VRSA)の出現が報告されていることから、その使用には十分な注意が必要とされている(耐性菌は抗生物質の乱用により出現すると言われている)。

要約すると下記の通りとなる。
  • 多剤耐性の黄色ブドウ球菌である。
  • 健康な人には無害であるが、抵抗力が低下した人には感染を起こす。
  • ほとんどの抗生物質が効かないため、感染症は難治性である。
  • バンコマイシンが有効である。

80%エタノールが消毒薬として有効である(エタノール消毒は芽胞を持たない細菌に有効)。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

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